ガルパンコミックアンソロジー SIDE:黒森峰女学園 感想レビュー
2016-02-01 カテゴリ:マンガ タグ:ガルパン、ガールズ&パンツァー
ガールズ&パンツァーのコミックアンソロジー「ガールズ&パンツァー コミックアンソロジー SIDE:黒森峰女学園」を買った。
昨年末から探し回っていたのに全然見つからず。昨日ようやく新宿のアニメイトで見つけた。奥付を見ると「第2刷」となっていたので相当売れてるんだろう。
表紙イラストが示している通り、西住みほ、西住まほ、逸見エリカの三人が主役。ツンツンしているエリカがみほにデレるという展開がよく見られた。
ガルパンのお姉ちゃん西住まほは、ストパンのお姉ちゃんであるところのバルクホルンに比べると妹キチガイ度はかなり抑えられているなあと感じた。まあそもそも本編ではそういうキャラでもなかったけど。
ところでこのガルパンアンソロシリーズ、需要に対して明らかに供給が少ない。今回の黒森峰編も入手にものすごく苦労したし、既刊もプレミアが付いているみたいでAmazonでアホみたいな値段で売られている。
アンツィオ、プラウダは2,700円。サンダースは3,500円。聖グロに至っては5,000円近い値が付いている。元々1,000円もしない本なのにちょっと異常だろこれ。映画がヒットした影響なのかもしれないがとにかくすげえ。
この前、ガルパンはなぜ一般層にも受け入れられたのだろうと考えたことがある。ミリタリー+美少女というとストパンや艦これもあるわけだが、ガルパンはそれらと較べより一般層にウケているように思う。
おそらくガルパンはエロに向かわなかったからだろう。ガルパンは戦車道というギミックのもと、純粋に若者の成長を描いたところが良かったのではないか。だから蝶野みたいなおっさんが語っても不自然さがないのだ。
今回のアンソロジーの最後に収録された「ミチ」も非常に爽やかなストーリーだった。エリカとまほの絆の強さを感じさせる素晴らしいものだった。
これでメインどころの学校は全部出てきたわけだが、このシリーズは今後どうなるんだろう。非常に気になる。
ガールズ&パンツァー コミックアンソロジー SIDE:黒森峰女学園
収録作品
- 不器用な後輩たち
- すきま
- Heute ist die beste Zeit
- 甘露アメ(かんろあめ)
- 熊本戦線異状アリ
- 都尾琉(みやお りゅう)
- もりっとみねみね
- ダコワズ
- 副隊長との因縁です!
- まごころくらげ
- シュヴァルツ コープス
- HRD(ハラダ)
- クリスマスデート
- ツネオ
- 愛の戦車喫茶ルクレール
- ホリ
- 我ら大洗視察団
- bkub(ブクブ)
- カレー味の友情
- 凍奈(しいな)
- パンツァーゲームウォー
- 茶々(ちゃちゃ)
- ふたりのキョリ
- カモトタツヤ
- これが西住流!
- トウドリ
- 女子の問題はだいたい戦車で解決する
- 雨宮結鬼(あめみや ゆうき)
- お花見会議です
- はっとりまさき
- ミチ
- 緒原博綺(おばら ひろき)