俺の好きなものが色々複雑に絡み合っていて驚いた

2016-12-22 カテゴリ:マンガ タグ:

俺はエロマンガが好きで多分200冊くらい持ってる。作家買いすることが多く、気に入った作家の作品はだいたい持ってる。

15年くらい前にハマってたのが吉天レンゾウという作家で、たまたま買った雑誌に掲載されていたのをひと目見てファンになった。

知る限り単行本は3冊出ている。当時入手できたのが「炸裂エロパイダイナマイト」という作品。ただし、これにはそのハマるきっかけとなった作品が収録されていなかった。

少し調べてみて、それが収録されているのは「エロデリック帝国」という単行本であるらしいと分かった。だが結局手に入れることは出来なかった。古本屋を何軒も回った記憶はあるんだが、見つけられなかったんだと思う。

その後10年以上経ち、ふと思い出してamazonで探したところ、あっさりと残りの2作を入手できた。思い出の作品を十数年ぶりに読んで、懐かしさと充実感に満たされた。

amazonでは新しい単行本が出てこなかったのでもう引退したのかなと思ったのだが、少し調べてみて別名義で活動していたことが分かった。好きな作家だったし、活動が続いているのを知って本当に嬉しかった。

だがさらに調べてみて、彼が亡くなっているという情報にぶち当たった。

本当か⁉ とこれが書かれたページをトップから見直すと、管理人の自己紹介があった。こちらも同じく漫画家経験があるという。アシスタントをやっていて、ついた作家は…小林源文⁉ しかも名前は中村! まじか!

小林源文といえば戦争劇画の大家。そしてアシスタントの中村といえばその小林作品に登場する定番キャラ!

なんと中村氏と吉天レンゾウ氏の間に交友があったとは。

小林作品も大好きで若い頃から読んでいた身として、好きなものふたつに意外なところで接点があって、とても驚いた。

不思議な感覚になったと同時に、これは事実の可能性が高そうだと残念な気持ちになった。