地元の本屋で「北斗の拳 イチゴ味」の1巻と2巻を買った。3巻まで出ているようなのだが、3巻だけ品切れだった。
本屋の棚にあるのをたまに見ていて、買おうかどうしようか迷っていたのだが、わりと評判がいいみたいなので買うことにした。
1巻から読み始めたところ、1話読んだだけで「うわっつまんねー失敗だこれ」と思うくらいクソだった。俺はスピンオフとかそういうのが結構好きで、進撃中学校なんかも面白いと思って読んでいる。ああいうのはギャグがちょっとわかりにくくても、キャラのかわいさがあれば許せるものだ。
しかし北斗の拳だとキャラが全然かわいくないのでどうしようもない。そしてオチもさっぱり分からん。話しがブツブツ切れてる感じで「ん、ここで終わりか?」と違和感を感じまくった。
だがまあせっかく買ったものなのでと頑張って読み進めたところ、徐々に印象が変わってきた。「おや、これは…」と。
それが「風のヒューイ」が出てきたあたりで「めちゃくちゃおもしれえわ」となった。こいつが腕の星を見せるたびにお腹痛くなった。
2巻巻末にあった、作者・行徒 妹による原哲夫兄貴訪問の記録漫画も面白い。原哲夫が「うぬはこのへんをもっとこう…」みたいなことを言いだしたところで再びお腹痛くなった。ラオウかよ。
これすげえのがトレースはしてないってとこ。まじかよ。でも2巻ではかなり似てきたけど1巻は結構雰囲気違うコマもあった。北斗の拳ってより男塾みたいな感じだったり。
何にしても予想外に面白かったので3巻も買おうと思う。