ゆるゆり12巻が出たので買った。特装版にしたので、小冊子がおまけでついてきた。つってもそんなボリュームはないので通常版でもあまり変わらないと思う。
内容は安定の可愛さ+面白さで文句なし。
最初の方にあった京子のマンガに登場させるロボットをデザインするという話が面白かった。
同人作家である京子が作品に登場させるロボットを描こうとする。一人ではうまく行かないので、ごらく部員に協力を仰ぐ。
そこで結衣が、みんなで一部分ずつ描いていこうと提案する。結衣としてはちなつの破壊力を少しでも薄める為にそうしたようだが、明らかに死亡フラグビンビン。
ところが今回ちなつの破壊力は発揮されず、あかりの方が笑いを誘う。
顔の輪郭のみ描かれたロボにあかりが眼を描き加える。スポーツ用サングラスのような黒いサングラスを描いて見せるのだが、それがどう見ても真夏の夜の淫夢で知られるKBTIT。
連載時すでに話題になっていたようだ。
その後、KBTITには鼻や髪が描き加えられ、よくわからない何かとして完成する。
これが淫夢営業というやつか、と思った。
「なにやってんだあいつら(NMRとICJN社)…」
面白いからいいんだけど。
あと、12巻を見て、11巻から背表紙のデザインが少し変わっていたことに気付いた。
10巻までの背表紙には、デフォルメキャラが顔だけ数人登場していた。11巻以降はこのスタイルが廃止されて通常のキャラ絵に変更されている。
ゆるゆりの背表紙は2巻ごとに色がセットになっていてカップルっぽさを感じていたんだけど、新背表紙になってその軛から解き放たれた感じだ。
大室家2巻も買ったので後ほどレビューする。